|
|
天気予報
天気予報(てんきよほう、Weather forecasting)とは、過去の天気や各地の現況の、天気・気圧・風向・風速・気温・湿度など、大気の状態に関する情報を収集し、これをもとに、特定の地域、あるいは広範囲な領域に対し、当日から数ヶ月後に及ぶ天気・風・気温などの大気の状態と、それに関連する水域や地面の状態を予測して伝えることである。現代の天気予報は、大気の状態を数値モデル化し、コンピュータ|計算機で演算を行ない(これを数値予報という)、これに予報者の経験を加味して行なう。最近は、テレビ等で気象情報という場合がある。厳密には、気象情報は気象実況情報に天気予報を加味したものであるが、天気予報とほぼ同義に用いられることが多い。
歴史
日本
* 1884年|明治17年6月1日: 気象庁の前身である東京気象台から日本で最初の天気予報が発表され、以降第二次世界大戦の開戦(1940年|昭和15年12月8日)による機密保持に伴なう中断に至るまでの毎日3回日本全国の天気を予報し、東京市内の交番で掲示された。予報内容は日本全国を一文で表わし第1号の予報は「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ 但シ雨天勝チ」と発表された。
* 1925年|大正14年3月22日: ラジオ放送による天気予報の開始。
* 1945年|昭和20年8月22日: 終戦の8月15日から一週間後の8月22日にラジオの天気予報が復活。
* 1953年|昭和28年2月1日: テレビ放映による天気予報の開始。
* 1959年|昭和34年: 数値予報業務の開始。
* 1980年|昭和55年6月1日: 東京地方で降水確率予報を開始。
予報
気象庁が発表する一般向けの予報の種類には、あらかじめ決められた予報区ごとの気象状態を予報するものと、地図上を一定の大きさの升目に区切った格子ごとの気象状態を予報するものとがある。前者の例としては、*短期予報(今日・明日・明後日の予報)
*週間予報(明後日から1週間先まで)
*季節予報(1ヶ月予報・3ヶ月予報・暖候期予報・寒候期予報)
*地域時系列予報(主要都市の24時間先までの予報)
があり、後者の例としては、地方天気分布予報がある。予報区の種類には、「全般」(日本全国)・「地方」(全国で11)・「府県」(東京都を含む、北海道は2〜3の支庁ごとに細分)などがあり、どの予報区について予報を発表するかは、予報の種類によって異なっている。予報には、天気の予報の他、最高・最低気温、降水確率の予報も含まれる。現在では、気象庁だけではなく民間の気象情報提供会社も独自で予報を提供している。気象庁以外の団体・個人が天気予報を行う場合は気象業務法第17条の規定により、気象庁長官の許可を得なければならない。現在の予報業務許可事業者のリストは [http://www.kishou.go.jp/minkan/minkan.html] を参照されたい。ここには、気象予報を行っている民間機関の他、日立市、八王子市、羽曳野市といった地方自治体、数名の気象予報士が含まれる。

